# オンプレミスエージェント - シークレットマネージャー

パスワードの管理を簡単にするには、Workato のオンプレミスエージェント (OPA) で外部のシークレットマネージャーを使用できます。

そうすれば、パスワードを OPA 設定ファイルに格納する必要がなくなるため、OPA を再設定せずにパスワードをローテーションできます。


# 動作の仕組み

ここでは、OPA でシークレットマネージャーがどのように機能するかについての概要を示します。

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外部のシークレットマネージャーで資格情報コンテナーとシークレットを作成します。

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OPA 設定ファイルで、使用するシークレットマネージャーのタイプと、そのシークレットマネージャーのタイプに必要な項目を定義します。

secrets:
  provider: aws
  region: us-west-1
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データベースプロファイルで、シークレットマネージャーから取得するシークレットを指定します。

database:
  sales:
    adapter: sqlserver
    host: localhost
    port: 1433
    database: test
    username: { secret: '/workato/opa/sqlserver/username' }
    password: { secret: '/workato/opa/sqlserver/password' }
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設定が完了すると、OPA は定義されたシークレットマネージャーからシークレットを取得します。


# サポートされているシークレットマネージャー

以下の表は、Workato が現在サポートしている、OPA で使用可能なシークレットマネージャーを示しています。表には、以下の項目があります。

  • 名前 : シークレットマネージャーの名前と、設定ガイドへのリンク
  • プロバイダー値 : OPA 設定ファイルで使用される、シークレットマネージャーの provider
名前 プロバイダー値
Amazon Web Services Secrets Manager aws
Microsoft Azure Key Vault azure
Google Secret Manager google
Amazon Web Services Secrets Manager aws
Microsoft Azure Key Vault azure
HashiCorp Vault N/A


Last updated: 2023/8/31 1:07:14