NetSuite アクション - Create records in bulk (レコードの一括作成)

Create standard records in bulk アクションおよび Create custom records in bulk アクションを使用すると、標準レコードまたはカスタムレコードを一括で作成できます。

これらのアクションは最大400件のレコードのリストを受け入れます。400件を超えるレコードを指定すると、アクションは失敗します。

入力項目

作成する Standard record または Custom record を選択します。この例では、Customer を選択します。

その後、次のセクションの設定に進みます。

項目の設定

このセクションでは、使用する NetSuite 項目を絞り込んでリストすることができます。ここでリストした項目のみが、アクションの入力および出力で表示されます。これにより、数百もの項目を持つ複雑な NetSuite オブジェクトの操作が容易になります。

この例では、Customer レコードの First name、Last name、Email、phone の項目のみを使用します。

このセクションのすべての入力項目を以下に示します。

項目名	説明
Fields	リストする Netsuite レコードの主な項目。
Custom fields	リストする Netsuite レコードのカスタム項目。
Custom segment schema	Netsuite レコードにカスタムスキーマがある場合、ここでカスタムスキーマを定義できます。
Line item custom fields	リストする Netsuite レコードの品目のカスタム項目。
Line item custom segment schema	Netsuite の品目にカスタムスキーマがある場合、ここでカスタムスキーマを定義できます。

Record

このセクションの名前は、選択した Standard record または Custom record に応じて異なるものになります。このセクションでは、作成する NetSuite レコードのデータマッピングを指定します。

この例では、Box トリガー New CSV file in directory から NetSuite レコード Customer にデータをマッピングします。リストするよう指定した項目 (First name、Last name、Email、phone) のみがここに表示されることに注意してください。

このセクションのすべての入力項目を以下に示します。

項目名	説明
Record source list	ここにリストデータピルを指定する必要があります。たとえば、CSV ファイルの行のリストなどです。このアクションはリスト内のすべての項目を自動的に走査し、それらを NetSuite レコードにマッピングします。
Record fields	ここには、上記で指定したリストデータピルの下のデータピルをマッピングする必要があります。たとえば、CSV Rows リストデータピルの下の CSV の列名などです。このアクションはリスト内のすべての項目を自動的に走査し、それらを NetSuite レコードにマッピングします。

出力項目

項目名	説明
Number of processed records	処理されたレコードの合計数。
Number of successful records	作成に成功したレコードの数。
Number of failed records	作成に失敗したレコードの数。
Successful records	すべての成功したレコードを含むリストデータピル。これを使用して、リスト内のすべてのレコードを走査できます。各レコードのデータ項目を以下に示します。
- Internal ID	このレコードの内部 ID。
- External ID	このレコードの外部 ID。
- Record	このレコードのすべてのデータ項目が含まれます。
- List size	このリスト内の成功したレコード数。
Failed records	すべての失敗したレコードを含むリストデータピル。これを使用して、リスト内のすべてのレコードを走査できます。各レコードのデータ項目を以下に示します。
- Error	このレコードのすべてのエラーを含むリストデータピル。これを使用して、リスト内のすべてのレコードを走査できます。
- Record	このレコードのすべてのデータ項目が含まれます。
- List size	このリスト内の失敗したレコード数。